最初に、簡単な自己紹介をさせてください。私はシステムエンジニアとして勤めていたIT企業を辞めて、2013年に父が経営するシルバーアイに入社しました。

配属された営業担当として販売の現場に足を運ぶと、熾烈なモノ売りの戦いが繰り広げられていました。商社を母体とする当社にとって、これからの時代、価格競争では厳しいだろう、モノ売りからコト売りへの転換が必要だと考えました。当時はまだ多くはなかったサブスク的発想のもとにデジタルサイネージ・ソリューション事業を立ち上げ、今では基幹事業の一つにまで成長しました。

コト売りを進めていくためには、お客様の顔が見えなければ、本当に求められている価値を見出すことはできません。そこで直接対話し、温度感を感じる為に、ワンストップで応えられる体制を整備しました。お客様の声を聞くためには、対面するのではなく、お客様の立場に立って考える事が大切です。寄り添って、一緒に考え、汗をかくことで、信じて頼られる関係が築かれます。そして、一つの実績、成功事例が、次につながっていきます。

時代の変化は目まぐるしく、私たちに求められる「コト」も大きく変化しています。

企業は、変化することを怖れてはいけません。チャールズ・ダーウィンは「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が生き残るのでもない、唯一生き残るのは変化できる者である」と語っています。企業も経済活動の中の一つの生命体であるから、変化せず安住を良しとする風土のほうが、危機感を感じる。今あるものをより良いものへアップデートする中で、連鎖して新しいコトが起こる。常に、変化を楽しめる会社でありたいと考えています。

そのためには、まずトップが汗をかく。そのやりがいを社員と共有し、熱量をもってお客様に提供することで、社会に喜びをお届けすることができます。

関わるすべての人を私たちの提供するサービス・テクノロジー・プロダクトで笑顔にすることを目指して。今後もより多くの人に信頼・期待される企業へ目指して。

シルバーアイはしなやかに進化し続けます。